素人が株を始める場合の基本的なこと

株が急激に上がったり下がったりすると、一般のニュースでも取り上げられ、普段関心のない人でも注目するものです。そして、株が上がれば景気が良いのだと感じ、逆に下がると景気後退で不安が煽られるものです。そして、ほとんど変化がないようなときはニュースで取り上げられることもなく、多くの人たちの関心から消えてしまいます。世の中は安定していて、 良い状態なのだと感じていることでしょう。しかし、株をやっている人たちからすると、動きが止まってしまうと利益を得ることができないので、退屈な相場となってしまいます。株取引は上がっても下がっても利益を出すことができます。そして、その上げ幅や下げ幅が大きいほど利益も大きくなるのです。もちろん、利益が大きくなるということは、予想が外れると損失も大きくなってしまうことを意味しています。これは株取引で一番恐れることですが、この点に関してはきちんと損切りを行っていけば大惨事はまぬがれます。

素人にとって難しいのは、相場を読みとくことです。プロでも難しいのですから情報量の少ない素人には、相場を的確に当てるのは賭け事のような側面もあります。本来、株は賭け事ではなく投資なのですが、勘で株を買ったり売ったりしていると、それは賭け事に近いことをしていると言っても過言ではありません。そのため株を始めるのであれば、相場を読みとっていく力を養っていくことが大切です。相場を読みとくには、主に2つの方法があります。一つはテクニカル分析と呼ばれるものであり、もう一つはファンダメンタル分析と呼ばれるものです。

テクニカル分析というのは、過去の値動きからトレンドやパターンを把握し、相場を読みとっていくことを言います。取引をしているのはあくまでも人間ですから、傾向というものがあります。過去のチャートを見ていくと、いくつものパターンが見えてくるのです。それをもとに今後の動きを予想していくわけです。ただ最近は株の売買がコンピューターを使って機械的に行われるようになってきており、人間のような感情で動かされることがないために、テクニカル分析が難しくなってきているとも言われています。ファンダメンタル分析は投資先企業の業績や国内外の地政学的な影響や政治的な影響などをもとに、今後の株価を予想していくものです。ファンダメンタル分析には相当量の情報をいち早く入手する必要があるために、情報量の少ない素人には難しいことが少なくありません。